保険に入るなら肉や米ではなく人で選べ

このページにたどりついた方は、「保険相談で商品券5,000円プレゼント」という広告を見たことがある人も多いのではないでしょうか?

最近、金融庁と保険の業界団体が「保険相談で商品券をプレゼント」することを自粛するように求めたことが日経新聞などでニュースになりました。

なぜ保険相談で商品券をプレゼントすることがタブーなのかと言うと、仮に悪徳な業者が、商品券を餌にお客さんを集めて、保険を強引に売りつけるようなことが発生した場合、毎月の保険料の支払いで消費者には多大な損害を負ってしまう可能性があります。

また、保険という商品は、そもそも割引が禁止されていて、同じ商品・保障内容であれば、原則、どこで加入しても同じ保険料で加入ができます。しかし、換金性の高い商品券を進呈することは、実質的な値引きとも考えられ、保険業法に抵触する可能性があり、実はとてもグレーゾーンなことでした。

保険相談で商品券がもらえるサービスはなくなりました

こういった背景から保険相談で商品券をプレゼントしていた業者は、次々と商品券の進呈を取り止める発表をしました。

商品券をプレゼントしていた業者が保険を売っていたわけではなく、彼らは商品券で保険相談をするお客さんを集めて、そのお客さんを保険募集人(保険の販売資格を持つ人)に、1人当たり2~5万円という価格で販売しています。

商品券でお客さんを集めなくなったので、これで事態は終息すると思ったのですが。。。

保険相談で肉や米がもらえるサービスに変わりました(笑)

商品券をプレゼントしていた業者は、商品券ではなく、和牛や米をプレゼントする企画に変えて、まだお客さんを集めていたのです...。

「いやいや。商品券が肉とか米に変わればいい問題じゃないでしょ。」

たしかに、肉や米は食品なので、商品券に比べれば換金性は低いですが、これを餌にお客さんを集めるのって本当に正しいことなんでしょうか?

保険を本当に必要としている人に、肉や米は必要なのでしょうか?

家族の将来を肉とか米で決めちゃダメだと思うんです。
いいかげんに目覚めてください。

肉や米はもらえないけど、
真剣に相談にのってくれる人はたくさんいます

肉や米はもらえませんが、真剣にあなたの保険選びをサポートしてくれる人やサービスは実はたくさんあります。

例えば、最近、街中に増えてきたほけんの窓口保険見直し本舗と言った「保険ショップ」は、お店で気軽に複数の保険会社の商品を比較したり相談することができます。

保険会社の営業職員は、自分の会社の商品しか売ることはできませんが、肉や米をあげない分、きっと親身に相談にのってくれるはずです。

あとは、ファイナンシャルプランナーというと、とても堅苦しく聞こえますが、お金の専門家で、保険だけでなく家計や資産形成などの相談をのってくれる人もいます。(プランナーによっては、相談が有料の場合もあります。)

まとめ

最後にまとめますと、保険を真剣に選びたいなら、「肉や米」で選ぶのではなく、自分や家族のことを本当に真剣に考えてくれる「人」を選ぶことが一番大切です。

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