スーツケースの上手な詰め方・荷造り・パッキング

旅行の準備をする時、いつもスーツケースがパンパンで、結局リュックやかばんを別に持って行ってはいませんか?
旅行の帰りにはお土産や洗濯物で荷物がさらに増えるので、ちょっとしたコツで、行きのスーツケースにスッキリと収納する方法をご紹介します。
荷造りのコツ
荷造りのコツは「必要最小限にする」の一言につきますが、できるだけスマートな形にパッキングする方法をお伝えします。
衣類

荷物の中で一番かさ張る物が衣類です。まず旅行において衣類は必要最低限の物に留めておくことが鉄則です。(仮に足りなくなっても、現地で調達できます。)
衣類はタンスに入れている時の状態のままではなく、クルクルとロールケーキのように巻くことで、小さくすることができます。
液体

化粧水やコンタクトレンズの洗浄液などは100円ショップや無印良品で売っている小さい容器に必要な分だけ取り分けることで、小さくすることができます。
液体物は漏れやすいので、ジップロック等のビニール袋に入れておきましょう。(液体物の機内への持ち込みは制限があるので、できる限り預け入れ荷物に入れましょう。)
電化製品
電化製品など壊れやすい物は、タオルやTシャツなどで包むことで、かさ張るのを防ぎつつ、衣類がクッション材として守ってくれます。
ただし、カメラやノートパソコンなど、精密機器は預け入れ荷物ではなく、手荷物で持って行く方がいいでしょう。(飛行機の積み下ろしの時だけでなく、スーツケースを転がしている時の振動によって壊れてしまうケースもあります。)
本や雑誌
機内や移動途中に読みたい本や旅行ガイドや観光の雑誌は、重くなる原因なので、必要最低限にしておきましょう。観光ガイドなどは、気になったページや行きたい観光スポットのページをスマホで写真に撮っておくと便利です。
詰め方のコツ

スーツケースに荷物を詰めるときのコツは「無駄なスペースを作らず詰めること」です。パズルのように詰めていくことで荷崩れしにくく、スッキリと収めることができます。
重たい物は下に入れる
スーツケースは移動する時に立てて転がすため、重い物を下に入れることで安定します。ただし、電化製品などを入れるときは、緩衝材として衣類などでクッションを作って入れましょう。
衣類は隙間に詰める
ロール状に巻いた衣類はどんどん隙間に詰めていきましょう。
圧縮袋を使う人も多いですが、薄い衣類であれば圧縮してもあまりサイズは変わらず、圧縮したことによってかえってスペースを取ってしまいます。圧縮袋は冬物のダウンやニットなどの厚手でかさばる物を中心に使うといいでしょう。
お土産など帰りのために余裕をもつ
帰りはお土産や洗濯物がかさんで荷物が増えることが多いので、パンパンにすることなく、1/4程度の空けるイメージで荷物を詰めていきましょう。